ごあいさつ

 認知症は人生の旅の中で、誰もが持ちうる障がいです。認知症と共に生きる旅は、当事者の方はもちろん、ご家族にとっても長く過酷な旅です。
その旅には、いつも寄り添ってくれるガイドが必要です。ガイドは、友達であったり、近所の方であったり、配達員やお店の方だったり・・・。そして、私たち医療・介護の専門職もあなたにとってのガイドになりたいと願っています。
 私たちは、病(やまい)や障がいがすすんでも、みんなで協力していけば、当事者の方と家族や周りの大切な方との絆や関係性が深まるような援助ができると信じています。
 私たちは、認知症という病と障がいの進行を少しでも遅らせ、当事者の方とご家族が送りたいと願っている大切な日常を、少しでも長く続けられるよう、一緒に考えさせていただきます。
 そして、行政や地域包括支援センター、北区医師会、区内のさまざまな専門職の方々、区民の方々と協力して、認知症になっても安心して暮らせる街をつくるために貢献していきたいと願っています。
 まずは、しっかりとした旅の準備をするために、早めに誰かに相談してみてください。
 かかりつけ医の先生、地域包括や行政の職員の方、民生委員さん、訪問看護師さんやケアマネジャーさん、知り合いのヘルパーさん・・・。地域には同じ思いで見守ってくれている専門職や区民の方がたくさんいらっしゃいます。
 そして、もちろん私たちにも・・・
 私たちは、きっとどこかでつながっています。

東京都地域連携型認知症疾患医療センター長
平原佐斗司

プロフィール

名前 平原 佐斗司 (ひらはら さとし)
経歴 1987年島根大学医学部卒業
同第二内科
六日市病院内科
平田市立病院内科
帝京大学病院第二内科をへて、
東京ふれあい医療生協梶原診療所勤務

現在、東京ふれあい医療生活協同組合 副理事長
梶原診療所所長
東京都地域連携型認知症疾患医療センター長
専門分野 老年内科、在宅医療、緩和ケア
資格 総合内科専門医、在宅医療専門医、日本緩和医療学会暫定指導医、プライマリケア連合学会認定医・指導医
役職 ・東京医科歯科大学臨床教授
・聖路加看護大学臨床教授
・東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員
・日本在宅医学会副代表理事
・北区医師会理事(在宅医療部長)
・北区在宅ケアネット代表世話人(事務局長)
・NPO法人高齢者を支える学術的チームアプローチ推進ネットワーク(通称ミシガンネット)理事
編著 ・「医療と看護の質を向上する認知症ステージアプローチ入門~早期診断、BPSDの対応から緩和ケアまで~」(中央法規)
・「チャレンジ 在宅がん緩和ケア」編著(南山堂)
・「チャレンジ  非がん疾患の緩和ケア」編著(南山堂)
・「在宅医療テキスト」(勇美記念財団)編集委員長
・「在宅医学」(在宅医学会編;メディカルレビュー)副編集委員長
・「在宅医療のすべて」スーパー総合医シリーズ 第7巻(中山書店)
・「明日の在宅医療」全7巻 編集幹事(中央法規)、
・心不全の緩和ケア(南山堂)
その他共著多数

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